各種検査のご案内
診察時に、病状にあわせて適切な検査法を医師が提案いたします。
ひとつの検査で全て診断できるわけではないので、状況により組合せて検査をする事もあります。
必要に応じて、連携医療機関にてCTやMRI検査の依頼が可能です。
CT/MRI検査は、連携医療機関へ依頼・予約致します。
腹部超音波検査:エコー
肝臓、胆嚢、膵臓、脾臓、腎臓の形態をみる検査です。腹部超音波検査は体に悪影響を与えずに行うことのできる検査です。観察できるところは良く見えますが、脂肪や胃腸のガス、内容物や肺などで見えにくい部分や死角ができる場合もあります。
適している病状・疾患
肝機能障害、脂肪肝、肝血管腫の経過観察、胆嚢結石、など
注意点
腹部超音波検査を受ける際には、原則食事を抜いてからお越しください。
予約が必要となりますので予めご了承ください。(8:45)
検査費用
およそ ¥3,000-(3割負担)
単純CT検査
CT検査は、永世会第二画像診断クリニック(教習所の近く)にて受けることが可能です。予約が取りやすく、検査結果も早めに分かる検査となっております。状況によっては、ご予約なしでも当日緊急検査もできますのでお気軽にお問い合わせください。
適している病状・疾患
急な腹痛、腹膜炎、虫垂炎、憩室炎、腹部腫瘤の有無、肺の異常影、など
注意点
- 撮影範囲内での死角はありませんが、造影剤を使わないと存在や性質がわかりにくい病変もあります。
- 放射線被ばくがありますので、原則妊娠の可能性のある方は検査不可です。
- 緊急時を除いて、腹部は原則空腹時に検査を行いますので、なるべく午前中に予約をお願いいたします。
- 結果読影は施行施設にて放射線科の専門の医師が行います。
- 検査結果は当院に送付されますので当院へ結果説明を聞きにきてください。診断内容により診療方針へ反映いたします。
検査費用
およそ¥7,000-(3割負担)
造影CT検査
造影CT検査は、メディカルスキャンニング(池袋メトロポリタンホテルまたは富士見台駅徒歩5分)で受けることが可能です。その他の場所でも対応できる場合がありますのでお気軽にお問い合わせください。
適している病状・疾患
原因不明の腹痛、内臓の腫瘤の性状把握、太い血管の異常、など
注意点
- 造影剤(ヨード剤)を静脈注射して撮影しますので、喘息の既往のある方、造影剤(ヨード剤)アレルギー、腎機能不全のある方は、造影剤不可です。
- あらかじめ採血での血中クレアチニン(Cr)検査が必要です。
- 糖尿病薬の一部(メトホルミン、メトグルコ、など)服用中の方は、あらかじめ検査前に2日間、検査後も2日間程度休薬が必要です。
- 造影剤の副作用として、嘔気・嘔吐、喘息発作、まれにショックやアナフィラキシー反応などが起こり得ます。
- 放射線被ばくがありますので、原則妊娠の可能性のある方は検査不可です。
- ヨード剤は母乳に移行するとの報告がある一方、移行は極くわずかで影響はほとんどないとの見解もありますが、念のため可能であれば注射後24時間程度は母乳を与えず、搾乳したあとからにする事を検討してください
- 検査は空腹時に実施となりますので、なるべく午前中に予約するようお願いいたします。
- 結果は検査の数日後(3〜5日程度)に当院を受診し、聞いていただきます。
- 検査結果は当院に送付されますので当院へ結果説明を聞きにきてください。診断内容により診療方針へ反映いたします。
検査費用
およそ ¥11,000- (3割負担)
・結果読影は施行施設にて放射線科の専門の医師が行います。
MRI検査
MRI検査は、永世会第二画像診断クリニック(教習所の近く)にて実施していただきます。MRI検査は、放射線被ばくがなく安心安全です。
一般MRI検査
・脳や脳血管などの検査に適している検査です。
MRCP
膵臓や胆嚢・胆管の異常を把握するのに分かりやすい検査方法になります。直前に検査用の液体薬を内服していただきます。検査用液体薬の重大な副作用発現は稀ですが、時に下痢することがありますので予めご了承ください。なお検査は空腹時の実施となりますので、なるべく午前中に予約をお願い致します。
造影MRI検査
肝臓の精査、腹部や骨盤内の腫瘤(しこり)がある場合など、MRI用の造影剤を注射して撮像します。
注意点
- 検査内容により条件設定を行い、造影剤を使用することもありますので予めご了承ください。
- 妊娠初期(最初の1/3)では胎児への影響が不明なので、検査は避けていただきます。
- ペースメーカーなどの一部の体内金属、刺青・タトゥー、閉所恐怖症の方は不可です。
- 喘息の既往のある方、造影剤アレルギー、腎機能不全のある方は、造影剤不可です。
- あらかじめ採血での血中クレアチニン(Cr)検査が必要です。
- 造影剤による副作用の可能性はCT用の造影剤よりも低率です。
- MRI用造影剤の妊婦・胎児に与える影響は不明なので原則検査不可です
- MRI用造影剤は母乳に移行するとの報告がある一方、移行は極くわずかで影響はほとんどないとの見解もありますが、念のため可能であれば注射後24時間は母乳を与えず、搾乳したあとからにする事を検討してください。
- 検査は空腹時の実施となりますので、なるべく午前中に予約をお願いいたします。
- 当院へ結果が送付されますので、当院の医師が結果説明を行い、診断内容により診療方針へ反映します。
検査費用
およそ ¥8,000-(3割負担)
*造影の場合 およそ ¥15,000-(3割負担)
結果読影は施行施設にて放射線科の専門の医師が行います
レントゲン検査
腹部レントゲン
腹部全体を撮影して、胃腸のガスや便の様子、消化管の穿孔による腹腔内ガスの有無、腸閉塞の有無、などを診断する検査です。
適している病状・疾患
急な強い腹痛、腸閉塞、便秘症、など
注意点
・放射線被ばくがありますので、原則妊娠の可能性のある方は検査不可です。
・結果結果はすぐに当院の医師が説明いたします。
検査費用
およそ ¥700-(3割負担)
胸部レントゲン
胸部全体を撮影して、肺炎、腫瘤影などを診断する検査です。
適している病状・疾患
肺炎、呼吸苦、息切れ、胸痛、強めのせきやたん、など
注意点
- 放射線被ばくがありますので、原則妊娠の可能性のある方は検査不可です。
- 結果結果はすぐに当院の医師が説明いたします(健診目的の場合は結果は後日となります)。
検査費用
およそ ¥700-(3割負担)